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Special Issue
 
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「中村優一の造る音楽は本当にエキサイティングだ。もう六年ほど前になると思うが「雑音無音」プロジェクトにおける「Ambient」シリーズ作品を初めて耳にしたとき、その先鋭性とハイブリッド感に非常に驚かされたものだ。 その「音」に対するあくなき追求心や音に乗せる「思い」は、音響やアブストラクトが現在ほど膨張していなかったときから、他のアーティストと比べても群を抜いていた。また、そのサウンドは、当時から異質でもあり、コアなファンからは絶大な支持を誇っている。

そして、現在、様々なプロジェクト名で活動を続けている彼がメインで展開するプロジェクトがmute1945である。「そばにありながらも決して忘れてはいけないもの」−−−そのテーマ性は身近でありながら、表現するには恐ろしいほどレヴェルの高いものだ。昨今の音楽シーンにおいては珍しいくらいの哲学的なコンセプをなぜ打ち出し、表現しようとするのか。表立って語られることのなかった「アーティスト」中村優一としての見つめる「音楽」について、今回ようやく訊くことができた。最新作「karte6524」への思い、mute1945としての活動の意味などメールでのインタビューだったが、私の長大な数々の問いに彼は本当に素直に答えてくれた。

これを読めば「音響」「アブストラクト」の進むべき道がわかるはずだ。

 
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